人類の並外れた能力

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『脳の中の天使』(V・Sラマチャンドラ著山下篤子訳)より紹介します。

「バナナに手をのばすことならどんな類人猿にもできるが、星に手をのばすことができるのは人間だけだ。類人猿は森の中で生き、競いあい、繁殖し、死ぬーそれで終わりだ。人間は文字を書き、研究し、想像し、探究する。遺伝子を接合し、原子を分裂させ、ロケットを打ち上げる。空を仰いでビッグバンの中心を見つめ、円周率の数字を深く掘り下げる。なかでも並はずれているのは、おそらく、その眼を内側に向けて、ほかに類のない驚異的なみずからの脳のパズルをつなぎあわせ、その謎を解明しようとすることだ。まったく頭がくらくらする。

いったいどうして、手のひらにのるくらいの大きさしかない、重さ三ポンドのゼリーのような物体が、天使を想像し、無限の意味を熟考し、宇宙におけるみずからの位置を問う事までできるのだろうか? とりわけ畏怖の念を誘うのは、その脳がどれもみな(あなたの脳を含めて)、何十億年も前にはるか遠くにあった無数の星の中心部でつくりだされた原子からできているという事実だ。何光年という距離を何十億年も漂ったそれらの粒子が、重力と偶然によっていまここに集り、複雑な集合体ーあなたの脳ーを形成している。

その脳は、それを誕生させた星々について思いをめぐらせることができるだけでなく、みずからが考える能力について考え、不思議さに驚嘆するみずからの能力に驚嘆することもできる。人間の登場とともに、宇宙はにわかに、それ自身を意識するようになったと言われている。これはまさに最大の謎である。」

この中で、「重力と偶然によって」と書かれていますが、筆者は実際は「偶然」などありえないと思っているはずです。創造主がいたとしても、人類というのは、驚愕する存在だと思っているに違いないのです。「創造主に似せてつくられた」というこの存在、それが私たちです。人類の力がますます磨かれ、力を共有することで、いまの私たちには想像もできない世界を作り出すでしょう。

 

カテゴリー: 宇宙・人類, 河内の翁 | 投稿日: | 投稿者:

河内の翁 について

飲食店の仕事を現役で行いながら、ご理解いただける仲間とともに、「かむながら」という生き方を実践しています。宗教、宗派を超越したものです。 「かむながら」とは、「常に根源神を意識しながら行動する」という意味です。 根源神とは、宇宙を創った存在のことです。宇宙の全て(私達を含む)は、創った存在(根源神)とは常につながっていますので、宇宙そのものとも表現できます。