大黒天(5)八尾にある三面大黒と秀吉の千成瓢箪

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三面大黒とは、大黒と毘沙門天、弁財天が一体になった神です。八尾でも結婚式場や諸会場として貸しておられるところで祀られています。「三面大黒天王会」と書かれています。

三面大黒天というのは、秀吉の出世守り本尊として知られています。

秀吉は挫折ばかりの少年時代に三面大黒天に出会います。直感で自らの守護神と定め、身近にその肖像を置くようになってから運が開けてどんどん出世し、最後には天下人にまでなります。どんな願望も聞き届けてくださるという大黒天にさらに、毘沙門天、弁財天が加われば願いは次々と叶えられるのですね。

弁財天はインドのサラスヴァーティーで、学問・文芸・音楽の神で富とも結びついています。真言「オン・ソラソバティ・ソワカ」というのは「オン・サラスバーティー・ソワカ」のことなのですね。

秀吉の千成瓢箪との関連でこんな話があります。ああ、それで秀吉が千成瓢箪なのかと理解できました。私のように知らなかった人のために紹介しておきます。

美濃の斎藤攻めで難航している織田信長に木下藤吉郎は背後からの奇襲を進言します。このとき、城の侵入に成功し、火を放ちました。藤吉郎が信長本体に送った合図が槍の先につけた瓢箪だったのです。これが木下藤吉郎改め豊臣秀吉の馬印となって、三面大黒天のおかげで次から次へと戦いに勝って、そのたびに瓢箪を増やしていったので秀吉の馬印を千成瓢箪というようになったのだそうです。

いいかえれば、三面大黒天の加護が「千成」と表現できるほどだったといえます。秀吉が誰にもできなかったような出世を遂げた背後には、三面大黒天の働きがあったのですね。

 

カテゴリー: 河内の翁, 神社・仏閣 | 投稿日: | 投稿者:

河内の翁 について

飲食店の仕事を現役で行いながら、ご理解いただける仲間とともに、「かむながら」という生き方を実践しています。宗教、宗派を超越したものです。 「かむながら」とは、「常に根源神を意識しながら行動する」という意味です。 根源神とは、宇宙を創った存在のことです。宇宙の全て(私達を含む)は、創った存在(根源神)とは常につながっていますので、宇宙そのものとも表現できます。