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恩智とは、オーンの地、未来は?

恩智の歴史を研究しておられる辻野和夫さんに話を聞きに行ってきました。

私は、辻野和夫さんからひととおりお話しを聞いた後、

「何の歴史的根拠も持たずにいうのですが。」

と前置きして、つぎのように恩智(おんぢ)の言葉の成り立ちを話してみました。

おんぢ(恩智)は、むかし、オムチ(母地)と呼ばれた。渡来人がこの地を占めていたので韓国語の読みで母の部分をオモニと呼んだのが母地(オムチ)、恩智(オンヂ)になった。そのように説明されます.

私もそのように紹介しています。

しかし、私は一方で、韓国にその発音があったように、もともと古代の日本語にその発音があったのだと考えています。

バラモンや、ヒンズー、仏教で使われる、「オーン」は、宇宙すべての存在を意味します。宇宙の根源の神は、宇宙の全てを生み、育てますから、それは母を表すことば「オム」となったと考えることもできます。逆に考えれば、恩智、すなわちオームの地、産み出し育てる母の地、母地(オムチ)を意味します。

「こんな考えを持っているのですが、何の歴史的根拠のないことで、これはブログに書いてはまずいですよね。」

「おもしろいじゃないですか。古代語という立場での推測というのもありますよ。」

そういって、『ヤマトコトバの考古学』(木村紀子著)の本を貸してくださいました。

いずれにしても、恩智は「オーン」という音に運命つけられた土地です。

ことばが持つエネルギーを考えれば、恩智は様々なものを生み出し育ててきたはずです。

縄文時代は、河内湾がすぐそばにあり、山海里の幸に恵まれ、水も豊かにあり、人が豊かに育つ環境を生み、育てたのですね。

弥生時代から、古墳時代は、道具を使う社会を生み、育てたのですね。

鎌倉時代の末期は、混乱した世の中で、住民が結束してたすけあう生命共同体をつくり育てたようです。

江戸時代末期になると、河内木綿を中心に、経済活動を生み育てます。

恩智の地は、いまに至って、次は何を生み出し、育てようとしているのでしょう。